バーニング 劇場版の作品情報・感想・評価

上映館(6館)

「バーニング 劇場版」に投稿された感想・評価

茅

茅の感想・評価

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ほぼアンダーザシルバーレイク。
そして、こういう映画は本当に好きだ。直感的に、一見普遍的なようで今現代にこそ生まれえない物語な気もする。
XPETRONIUS

XPETRONIUSの感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

■「何が本当なのか分からない」と「意味がないものは画面に映らない」のコンボで、集中し過ぎて疲れるわマジで。

■ なので、劇場版のラストに敢えて"解釈の幅を狭める"ようにも見えるシーンを追加したのは、監督の優しさだった説を提唱したい。もうあいつが殺したってことにしとこうぜ、君たちも満足してお家へお帰り、的な。

■ ウソです。イ・チャンドン監督って絶対そういう余計な世話とは無縁の人じゃんね。
テレビ放送版と印象が全く違う。今猛烈に眠いので具体的にレビューできないけど、とにかく見て正解だった。
上裸死刑台のエレベーター、、かっこよすぎ、、、

コレの予習のために数年ぶりに村上春樹を読みました。やっぱり短編の方が上手いと思う。
原作の一番の怖さは全部がただの思い過ごしに過ぎないかもしれない曖昧さの部分なので、映画だとこんなに説明的になってしまうかとそこはちょっと残念だったが。この短編をちゃんと今の時代にアクチュアルな長編映画としてリミックスしてくれたのにはありがとうと言いたい。ありがとう。
「万物はメタファー」として成り立ってる映画だけど、たとえば井戸の話、語りが口から口へ引き継がれるうちに真偽を超えた凄みを帯びる場面、こういう瞬間が映画には欲しいよね。

あと韓国の普通が色々わかってよかった。
兵役→ふつう
整形→ふつう
女の子のタバコ→ふつう
タバコ吸いながら時々痰を吐く→ふつう
パラパラを踊るバイト→ふつう
北朝鮮の放送→ふつう
家の鍵が暗証番号→ふつう
どれくらい合ってんのかな。
映像は綺麗で、役者さんも魅力的なのですが、ストーリーがちょっと…。
個人的にはお話至上主義ではなく、それ以外の部分でも楽しめるタイプなのですが、この作品はお話の展開で観衆を引き寄せるタイプの作品だと思うので、ちょっと辛かったです。オチが普通なんですよね・・・。
ルックは素晴らしいが、このプロットはあまりに陳腐では?
どれだけ原型留めてるのか原作未読なんで分からないけど、15年は古く感じた。
文学的自慰行為がてらいも無く表現されていてちょっとハズイ。

スティーブン・ユアン君含め役者を見てるだけで楽しめるが、大した展開もなくこの尺は退屈。

マジックアワーですか、綺麗ですね〜
などと平凡な感想しか出ないし、エンディングも大欠伸。
Eriko

Erikoの感想・評価

3.7
映画全編を通して私の無意識の期待にはなんの返答も提示されない。
この感覚が、もしかすると、主人公たちの乾きを感じる手助けとなるのか。

私たちがこの時代に生きる中で感じる焦燥感を濃く煮詰めたような作品。作品から立ち昇る暗く淋しい気配は、普段は忘れていて、でもどこかで嗅いだことがある匂いのようなもののような気がした。
Ken

Kenの感想・評価

4.4
炎は美しく踊る。
火遊びが大好きだから、たぶん炎のシーンは全く瞬きしてないと思う。

リトルハンガー/グレートハンガーの話
韓国にはギャッツビーが多いんだ
魅力的な台詞がこれまた美しく燃える。

このレビューはネタバレを含みます

過去、パントマイム、猫、欲望の対象、電話の主、ガールフレンド…。執拗なまでの不在の連続に、半ばホラー映画的な緊張を強いられた。(映画で何かが「無い」のは、何かが現れる前兆であるため。)

スマートフォンで繋がる、バーチャルで手ざわりのない現代の生活。友人の友人が寄り合うパーティーの空虚。
あらかじめ失われた時代を生きる三者三様の“グレートハンガー”たちの、生の実感のない生活。どこからともなく立ち上りやがて消える、煙のような生活。

ジョンスはヘミを「見つけ」、ベンを殺し、火をつけて燃やすことで、煙は出所を得る。
言葉の通り「火のない所に煙は立たぬ」。
(不在だらけの家の中でも、ナイフは消えずにそこにあった。血、なのか。それでも、見つけて手に取ったのはジョンス自身であるはず。その後何が起こるにしても、殺したことでジョンスの人生は始まった。)

不在は不在のままで終わる村上春樹っぽくはなかったけれど、長尺だったこともあり、映画的にはすっきりと終わってよかった。



落日の薄闇の中、半裸のヘミが踊る異常な美しさ。
風で木々の葉がざわめく、その音の方がよほど確かな、輪郭さえもやがて消え行くおぼろげな時間。
音楽も相俟って、激ヤバいシーンだった。



ヘミ役の女優さんがかわいすぎた。ベンの、ディーン・フジオカ風の絶妙な胡散臭さ(失礼)もよかった。
シネマ・ジャック&ベティにて鑑賞。
nuruko

nurukoの感想・評価

3.0
村上春樹が苦手なのだけど評判が良いので観てみたら、ねむみが襲ってきて全然映画に集中できなかった…。ただ夕日のシーンはとても美しかったです。
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