燃え盛る傲慢
〈再会した幼馴染ヘミ。彼女の頼みのまま振り回される青年ジョンスは、その友人と名乗るベンと出会う。彼はビニールハウスを燃やすことが趣味だ と不可解な事を口にし、ジョンスは不穏な予感を感じていた。〉
村上春樹原作ミステリー、韓国の鬱々とした空気感とメタファーに溢れる一作。序盤で一市民ジョンスの自堕落な生活が映されるが、現実から目を背けふわふわした幻想に逃げる若者の揶揄なのか
結末はこうだとはっきり言い切らない形、"分からない"は面白くないというのは間違ってるなと感じさせる
…衝撃の展開ってほどでは無いものの。
アンダーザシルバーレイクみを感じた。
謎は謎のままに、猫は結局何。
