ヘミとジョンスのセックスシーンと、ヘミが上半身裸で踊るシーンはどうにも尺が長過ぎかな。あの2つは速回しで見てしまった。踊るシーンの映像自体は綺麗だったけど。陽が落ちていく時間帯の雰囲気はとても好きでしたけど。
これだけのシンプルなストーリーを意味ありげにたいそうな事のように創り上げる監督の手腕は流石だと褒めたいが、余りに意味ありげなシーン多めで結局ラストは曖昧で多少うんざり。でも村上春樹の小説自体こんな感じなのかな?村上龍はかなり読んだんだけど、春樹は合わなかった。つまりはそう言うことなのかな。
映画館でもっと集中して観ていれば長いと思ったシーンも又違った感じに捉えられるのか。難しいところですね。
あとジョンスを演じてた俳優さん「ベテラン」のあの憎々しい悪役の人だ。金持ちの奴らに囲まれてた時の居心地の悪そうな、なんとも言えない表情がとても良かった。いやあ韓国の役者はレベルが違うよ。