村上春樹の短編「納屋を焼く」をイ・チャンドンが映画化。
小説家を夢見るフォークナー好きの青年。久々に再会した幼馴染の女の子。ギャツビーのように謎の男。リトルハンガー。グレートハンガー。あると思うのではなく、ないことを忘れる。パントマイム。メタファー。
今年上半期一番たのしみにしてたやーつ。年末にやってたドラマ版も録画していたけれど、映画の1時間カット版と知り、劇場公開まで待ちに待ってました。前半約1時間半は伏線で、後半1時間は息をつく間もなかった…。めっちゃ面白かったです。キャスト3人が全員すばらしすぎる。ユ・アインの冴えない男感には心がぐっと掴まれました。韓国映画はたまにモンスター級にどハマりするやつがあるので、もっと見ないとなあ…と思いつつ後回しにしがち。家帰ったらドラマ版も見てみよーと。
静かに、極めてシンプルなタイトルコール。こういうのもとても良い。