ぺいるまいさつき

バーニング 劇場版のぺいるまいさつきのレビュー・感想・評価

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)
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村上春樹の短編「納屋を焼く」をイ・チャンドンが映画化。

小説家を夢見るフォークナー好きの青年。久々に再会した幼馴染の女の子。ギャツビーのように謎の男。リトルハンガー。グレートハンガー。あると思うのではなく、ないことを忘れる。パントマイム。メタファー。

今年上半期一番たのしみにしてたやーつ。年末にやってたドラマ版も録画していたけれど、映画の1時間カット版と知り、劇場公開まで待ちに待ってました。前半約1時間半は伏線で、後半1時間は息をつく間もなかった…。めっちゃ面白かったです。キャスト3人が全員すばらしすぎる。ユ・アインの冴えない男感には心がぐっと掴まれました。韓国映画はたまにモンスター級にどハマりするやつがあるので、もっと見ないとなあ…と思いつつ後回しにしがち。家帰ったらドラマ版も見てみよーと。

静かに、極めてシンプルなタイトルコール。こういうのもとても良い。