『きみの鳥はうたえる』の夕焼け版みたいな爽やかポスターしといてむっちゃ重い。
観た後にこのフィルマークスでレビューを読んで、(確かに…。そうだ…。なるほどそういう考え…。)といろんな解釈の仕方に触れて、二度楽しめた作品。
私は、整形した幼なじみのヘミが本当にヘミだったのか分からないと思うし、突然現れたお母さんもお母さんなの?と疑ってしまった。
ベンが何者なのかも分からないし、主人公のジョンスが小説を書いているって点から見ると、ジョンスは自分の小説世界に入ってしまったのかと感じたり…
可能性が高いというだけで、自分の頭の中で《絶対にそうだ》と断定してしまうところ、一番怖いと思った。