村上春樹、納屋を焼く原作。
中坊、高校の時はそれなりに夢中になったりしたものだが、年齢を重ねるにつれどうでもよくなった作家だ。ビール飲もうが、スパゲティを茹でようが、静かなセックスしようがどうだっていい。メタファーとか最高にうぜえ。納屋を焼こうがパン屋を襲撃しようが井戸に篭ろうが勝手にしろよ。
ある時期、若い時分に通過するだけの作家だ。映画監督で言えばカラックスみたいなもんか。洒落乙な文体、雰囲気が自分の人生においては全然重要じゃないと気づいていくわけよ。いい歳こいて春樹ストとか嫌悪感しかないわ。
さて原作ほぼ記憶にない(おい!)今作、監督はあのオアシスのイ・チャンドン。
ま、つまんねえしどうでもいい映画だわ。