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バーニング 劇場版のzentのレビュー・感想・評価

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)
4.1
すごい。ゆっくりと、本当にゆっくりと進行していくのに片時も目が離せなかった。

存在と虚構、ガジェットのメタファーがこの2つに終始している気がする。
ないものを"ある"と認識させるパントマイム、ヘミの部屋で一向に姿を現さない猫、ヘミの昔語りに出てくる井戸、そして半透明のビニールハウス。

未だにこの映画への自分の結論は出ていないけど、とりあえずジョンソに憐憫の情を抱いてしまう。すべて彼の元から去っていった。
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