ああ、めちゃいい映画を見た…と密かに高揚してしまうやつ。
考えの糸が切れずに見終わった後でも尾を引いていく。
↓にこの映画の真髄が伺えると思う。
여기 귤이 있다고 생각하지말고 여기에 귤이 없다는 걸 잊어먹으면 돼. 그게 다야. 중요한건 진짜 먹고싶다고 생각하는 거야.
Don't think there is a tangerine here, just forget that there is no tangerines here in the first place. That's it. The most important thing is to think you really want to eat it.
ネタバレになるので詳細は書きませんが、ヘミは本当はどこへ消えてしまったのか。そしてジョンスのやった行動はヘミを思ってやったものなのか。それとも…。
彼女の家に居るはずの猫ボイル。
幼なじみのアフリカ旅行。
リトルハンガーとグレートハンガー。
パントマイムのミカン。
居るはずのものと無いことは忘れること。
グレート・ギャツビー。
小説家とメタファー。
ポルシェと軽トラック。
大麻の回し吹き。
時々ビニールハウスを燃やすことが趣味。
二ヶ月に一回がちょうどいいペース。
父親の裁判。
ソウルタワーと自慰。
夕焼けのジャズと裸のダンス。
近所の乾いた井戸。
P.S. 雰囲気だけは、個人的に苦手だった『きみの鳥はうたえる』と似ているが、中身が全然違う。
これがうまく表現できるといいが、頭がパンクしそうなので無理はしないで置こう。なんか思いついたらまた書き足します。
