NaO

ピータールー マンチェスターの悲劇/ピータールーの虐殺のNaOのレビュー・感想・評価

3.0
長い‼︎とにかく長い。
一度停止して仮眠を取ったにも関わらず波のように訪れる睡魔との闘いだった。

大好物の実話ベース&重厚な社会派ドラマのはずが、筋の多い分厚い肉をいつまでも噛み切れないまま終わった印象。
もう一度通しで観直そうという気にもなれず。

声を上げた群衆に対して武力行使で押さえ込むのは、群衆の力こそが脅威だと分かっているから。
あの義勇軍と無抵抗の群衆を貫いた剣は、紛れもなく“恐れ”の象徴なんだと思う。

統治する側とされる側の認知のズレって、いつまでも相容れないのかもね...まさに今がそうでしょう?
睡魔と闘いながらも「民主主義ってなんだろう」、と思いながら観た作品。
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