このレビューはネタバレを含みます
評決のときに続き
今度は男女の性差別に立ち向かう法廷の物語
1日に3作続けて映画を観たので
正直冒頭はちょっと重たいかな?と思ってたけど
意外に展開が早く、テンポも良かったので
実際尺も長くないが
長さを感じなかった。
冒頭の主人公自身の大学生時代の法学科の中での女性差別により自分の時代。を描きつつ
本編というか後半の、娘たちの時代。への変遷から
そのままクライマックスの場でも
その時代の変遷、変化を国の成長ととらえるところにおそらく劇中の人物と同じく感動するほどの良いフレーズだった
こういう価値観のアップデートを繰り返して
差別や常識というのが変わっていくんだなと
あとこの間鑑賞した邦画のhisでもよく使われていた言葉だが
差別する側が強調して使う、それが普通。
これを心から言ってる人が1番怖いなと感じつつ
自分もそうならないように気をつけなければ
と自戒もしつつ
それこそ小学生くらいの昔から普通だの常識だの、勝手に決めつけた物言いする人間は親でもむかついていたもんだが
自分に一体何があってそうなったんだろう?といつも思う
ちなみに主演のフェリシティさんは
身長が低い身長が低いと作中で何度も言われていて
つい調べたが160なので確かのアメリカの方の中では特に低いかも…と思いつつ
凛としながら可愛らしさのあるいい女優さんですね
好きなシーン
radical changeという言葉が出てからのたたみかけの論理が本当に美しい
娘が路上の下世話な男性に言い返すシーン