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ビリーブ 未来への大逆転のりのレビュー・感想・評価

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)
4.0
RBGのお話は本当に元気をもらうなあ。かなり駆け足なので、wikipedia片手に見るか、ドキュメンタリーを見た後に見るといいかも。(ドキュメンタリーもかなりおすすめです!)

冒頭のマイクロアグレッションの描写や、「アメリカのあるべき家庭像」を語るおじたちのシーンの次にマーティンが料理するシーンが来る流れなど、女性が日々置かれている偏見や差別と変わりゆく時代を随所でうまく表現していて素晴らしい。ルースの切り返しのごとく拍手したくなるセリフの応酬も素敵だった。それもRBGへのリスペクトあってこそなのかもしれないが。

変わりゆく時代の空気(climate)の中で法律はどうあるべきかまで語っており、女性だけでなく伝統の中でがんじがらめになっている日本人全員に心に刺さる内容になっていそう。

元気が出る映画でした。

42/24
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