「100年間積み重ねてきた過去の先例」か、
「次世代のための新しい先例」か。
オンライン試写にて一足お先に鑑賞しました。オンライン試写いいですよね…おうちでゴロゴロしながら最新映画を見られるなんて…(^^)
正直言って地味な作品ではあるのですが、実話ベースなので「こういうことがあったのか」と勉強にもなるし、誰もが一度は向き合うべき問題なんだろうなと感じる映画でした。
てっきり「女性が女性の権利のために立ち上がるお話」かと思いきや、あくまでも「法の下に男女は平等であるべき」というのを軸にしていて、そこも好きなポイントでした。
しかし人間が生きるためのルールとして定めている法律を、「間違っている」と訴えるのってすごいことだよなぁ。実話ベースの映画を見るといつも思いますが、時代の先端で切り込み隊長を担う人の勇気には驚かされます。
主人公のルース、通称キキを演じたフェリシティ・ジョーンズは、小柄な身体から発散するエネルギーがすごかったです。ラスト5分の彼女のスピーチは特に素晴らしかった…！
そして同じくらい素晴らしかったのは、ルースの夫であるマーティを演じたアーミー・ハマー。フェリシティとの身長差が凄まじかった…（笑）というのは置いておいて、周囲から理解されないルースをしっかり支える旦那様っぷりが良かったです。
法律や裁判絡みのお話なので、目がしっかり覚めてる時に見るのがおすすめです！！
