RBGに引き続き、こちらを鑑賞。
ドキュメンタリーとして一つ一つの史実を客観的に追っていったRBG。
一方でこちらはルース・ベイダー・ギンズバーグのLawyerとしての階段を歩み始める、そのとてつもなく大きな第一歩を踏み出すまでをドラマチックに描いたInspired by true storyの作品。
RBGを観た後にこちらを鑑賞したから、彼女がとても驚くほど勤勉で法廷に立つのにも抜かりない準備をして臨んでいることを知っていた。だから本当にいくら初めてといえどもあそこまでclumsyだったのかは少し疑問。ドラマチックな大逆転を描けば作品としては面白いけれど、彼女自身の目にはどのように映ったのかな。
もちろん史実と紛いなく違わない箇所もあった。
それはなにより夫マーティの妻ルースを支える深い愛情。
男性の僕が彼女の境遇を理解したと言えば、それは所詮他人事の範疇だと怒られそう。
だけど夫マーティの献身的な支え方、愛し方からは多くを学べる。
僕もあんな夫になりたい。
演じるのがアーミー・ハマーなのもなんだかずるい。