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私は、マリア・カラスのpilmoのレビュー・感想・評価

私は、マリア・カラス(2017年製作の映画)
3.3
マリアカラスというディーバは知っていたけれど、彼女の人生に触れたのは初めて。
映画を見てから彼女の、生い立ちや人生を調べてみたところ、映画で語られる以上の苦悩や生い立ちの不幸さがベースとなり、良くも悪くも彼女の人生を作っていったと言えると思う。
小さい頃から愛を知らずに育ったが故に、愛に素直すぎて愛に裏切られても信じてしまう。
オペラ歌手として頂点に立ちながらも、常にマスコミに追いかけられ精神的に休める場所は少なく、若くして不可解な死を遂げた人生は、幸せだったのだろうか。
映画としてはただただ、生前のインタビューと、公演をつなげただけの芸のないものだと思うが、彼女の人生を知るいいきっかけになった。
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