この作品は、マックス・チャンの溢れんばかりの魅力とともに、オールドスクール功夫映画だったのが一周回ってむしろ新鮮で良かったんですよ！
功夫映画として久しぶりの単純明快さもあるし面白いと思うのに理屈はないよね。
昔観た功夫映画のワクワク感がたくさん詰まっていました。
しかも50年近くの経験値を持ち、蛇拳酔拳でジャッキーをスターにしたマスター袁和平が監督したというのがね。感涙。
キャストの豪華さはひとえにその監督に尽きるんじゃ。少なくともミシェル ・ヨー姐様はウーピン（プラス彼女のスタントダブルをしていたマックス）じゃなきゃ、あんな本格的アクションはして下さらなかったかもしれない。
それぐらい過去のキャリアを考えてもウーピンと彼女の結びつき信頼感は大きい。本当に楽しかったです。
にしてもアクション監督だったグランド・マスターといい（あの時は雨）、ウーピンさんは1つの作品で同じシチュをやることに躊躇いが一切ない人なんだね、ガラスどんだけ割るんだと（笑）
