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LETO -レト-のgucciのレビュー・感想・評価

LETO -レト-(2018年製作の映画)
3.9
気付いたら本日締切り株主優待券。二本連続観るという考えが浮かばず、斜め前に人が来ない様にチケットに交換。結果空いている回だったので無駄だったのか?折角の面白い映画の後につまらない映画を観て余韻を打ち消さなかくて良かったのか?答えは後者。最近やたらと見かけるロシア映画で更にロック映画。オデッサとかいう爆音的システムで観た。やたら音がデカいな、とオデッサ忘れてた。結果、映画に良い音がハマって良かった。内容は1980年、西洋に比べたら規制も締め付けもあるソビエト音楽シーンのトップであるマイクと彼の妻ナターシャ、そして若き才能ヴィクトルの不思議な関係を軸に描かれる共産圏に於ける若者の鬱積しつつも、その中で精一杯謳歌する青春を描く。時折出てくる語り部の様なフィクションなキャラクターが物語を盛り上げてくれた。面白かった。
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