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幸福なラザロのRIOのレビュー・感想・評価

幸福なラザロ(2018年製作の映画)
3.9
木の下で涙を流すピュアなラザロ

ラザロには善悪が何なのか
考えていない
人を裁くこともしない
だから見る側がそれが善と悪なのかを
余計に強く意識することになる

ラザロの持つ普遍の愛情
その現れとして
真理を告げるのがまるで
生きる義務のような眼差しが
人々を驚かせ戸惑わせる

諸刃の剣となって
人の心に突き刺さる

狼のモチーフが好き
言葉を持たないメッセンジャー
品格のようなものを感じました
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