なつ

ブラック・クランズマンのなつのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
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監督がアカデミー賞の壇上で、
『共に歴史を正しい方向に導いて行こう。レッツ・ドゥ・ザ・ライト・シング』と語ったのが心に残った。
マルコムXを観たときもそうだけど、歴史を感じる。
トランプ大統領になり、あっ、言っていいんだと、利己主義と差別意識がもろに表面化している。
1970年代?の話が描かれているが、変わらない今に繋がっている。
マルコムXと言えば、本人にしか見えないデンゼルワシントン!
本作のロン役、デンゼルワシントンの息子なんだね、に、似てない。
髪型最高だし、キレキレだ。
アダムドライバーが黒人英語を練習するくだり、可愛かった。
隣席のクールな黒人カップルが真剣に画面を見つめている気配も気になったし、KKKが空恐ろしくて気分が悪い。
少し笑ったけど、そんな気分じゃない。
真剣に警鐘を鳴らす、監督、本気だ!
そんな並々ならぬ熱量を感じ、点数つけるのは悩み中。
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