多くの大衆にこういうことを知ってもらうためには、やはりエンタメとしてとりあげることが必要不可欠だし、私たちもそれに目を背けてはいけないよね……
アダム・ドライバーが出てるから観ようと思って観た映画だったけど、観て良かった。
差別の問題は、つい遠い国のことや昔のことのように感じてしまうけれど、実はすぐ目の前に存在しているということを酷く痛感した。
本音と建前を上手に使い分ける政治家たちの元に暮らすということは、私たちが生きている間にもまた再び戦争の波がやってきてしまうかもしれないということ。アメリカも日本も同じ。まずはそういう危うさに気が付かなければならない。
映画としても、すごい緊張感の中に思わず笑ってしまうところもあって面白かったな。
引きの映像になると誰の視点なのかと勘ぐってしまって「コイツ殺されてしまうのか……？」と変にハラハラしたけども……(笑)
観て損はないかと。コロナの影響もあってパンデミック系映画の方が注目されているけれど、今だからこそこちらの方が観るべき映画なのでは？
