ポスター詐欺というか、これはコメディの皮をかぶったプロパガンダ映画という印象。
しかし白黒どっちにも一種のドライさを以ってして大きく人間というコミューンの同質性を語っていく点はむしろ人間愛に溢れた訴えに思えた。
如何にもアメリカな、アメリカにしか言えない様な態勢で。
構成としてはわざと誤読させたり、伏線的な要素を回収しないのをわざと行いリアリズムと物語性を行き来して没入と鳥瞰を促す様で軽快。
ここまでメッセージ性が明確なものはあって然るべきと思うのでおススメです。
こういう時、我々イエローはどう考えると良いんでしょうね。