ヤスヤス

ブラック・クランズマンのヤスヤスのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
4.3
「風と共に去りぬ」のワンシーンと南軍旗という幕開けから作品に釘付けになった。
差別問題を真正面から扱いながら、一級の娯楽作品として成立しているところが素晴らしい。
潜入捜査モノとして、終盤の緊張感の高まりとともに、盛り上がっていく感覚は凄かった。
楽観的なラストでないところも良い。2017年のドキュメンタリー映像が入ることで、現在と地続きの問題であることが、強烈に伝わる。ましてや、最近の世界中で発生しているデモを考えると…
それにしても、アダム・ドライバーは、何をやっても馴染む俳優だと感心する。まさに潜入捜査官にうってつけと言える。
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