山田葵

ブラック・クランズマンの山田葵のネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ビックリした…
最後の映像で、一気に今までの映画がリアルに。

映画は、コミカルに作られてるし、笑いながら見てた。
見た目が見えなければ、みんな同じ人じゃん!ほら、お前ら騙されてんじゃん!別けられないじゃん(笑)
俺がロンだぜ?ってシーンなんか、最高じゃん👏👏👏
なんで、肌の色だけで決めつけんのよ。
その人によるから、本当。
セクハラしてる人が善人なんすかー???とむかつくし、根拠のない、しょーもない事で、、、って、昔って言ってもそんな前じゃないけど、まだこんな差別ってあるんだな、、、くらいに見てたらさ…

リアル映像で、白人至上主義者が、白人轢き殺してんで?
は?
何?
意味がわからなくて、息苦しかった。

現代の日本で生きてる私。
なんてぬくぬくとあったかいお湯に浸かって生きてるんだろうと…
いまだに何も変わってないんだって、信じられなくて泣いた。
グサっときてしまった。
だからと言って、直接何ができるのか分からない、正直。
有り難い環境すぎるし、肌の色で差別する人間に生まれてこなくて心の底から良かった…と、感謝した。
私に出来る事とすれば、肌の色で差別をする事は死ぬまでやらないし、この世に同じ人はいないんだから、他人を蔑む時間があるなら、自分と周りの人を大切にできる能力を鍛えることに時間を割くわ。
もう、本当に、殺意はやめてほしい。


みんなが平和好きになって欲しいなあ…

ホワイトパワー!
ブラックパワー!
って、対立して同じこと言ってて、憎しみあってても何も解決しないのに、どっちにも違うパワーがあって、それでよくないか?
もちろん、日本人は黄色人種な訳だけど、白色だって、色の中の一色じゃないか!と思う。
みんな色があるんだから、って辛くなってしまった。
人間という大きな括りの中で、差別することが好きな人は居ると思うけど、白人は差別するから、と、その見方も差別じゃん。
その人とウマが合うか合わないか、好きか嫌いかの問題であって、肌の色はマジで関係ない。


すごい映画だった…
ハラハラしながら、黒人白人混ざって飲み会してるシーンでうれしくなってたのに、最後で突きつけられたな。
ショックが大きいわ…
山田葵

山田葵