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存在のない子供たちのizumoのレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
3.9
「誰も知らない」をさらにエグくしたような作品。
途中何度もあまりの辛さに中断しようとしたけど、何とか完走した。
そして、その価値はあった。

「世話できないなら、産むな」。
これがこの作品の一番のメッセージなのだけれど、
それだけでは済まされないほど、バックグラウンドは複雑かつ
難渋なものであり、ちょっとやそっとではどうすることも出来ないのだろうな…。

少し救われるエンディングなのが、精神的にはせめてもの慰め。
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