鹿shika

存在のない子供たちの鹿shikaのレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
4.9
少年が12歳で少年刑務所に入れられる。刑務所から法律系TV番組に電話を入れる。「両親を訴えたい」「どうして?」「僕を産んだ罪で」
キャプテンアメリカのパンツ履いてるのがまた辛い
とりあえずラストの少年のスピーチが全て

私も親友が妊娠したときは、この子が自分の親だなんて、産まれてくる子の未来はなんて明るいんだろうってシンプルに思った😭😭

親の妊娠に対して、「心にナイフが刺さったみたいだ」と子どもに言わせるなんて。でも私も少年と同じ顔になった

心が痛いとかで片付けられる問題じゃないよねこれは
裁判中、母親が「お金も無い、仕事も無い、そっちに座ってる人には分からない」って、泣きながら訴えてて、裁判官が何も言えなくなる場面あったけど、
裁判官もアホなの?私なんて、、殺意さえ湧いたよ、、
無責任な大人が無責任な愛で
無責任に人の人生を創り出して、、

命が産まれてくるなんて、どう考えても奇跡のはずじゃないのか
それなのにあの子どもにあのスピーチを言わせるのがこの映画のポイントなんだろうな

良く思うんだけど、親になるのに資格を設けたらいい。命を作ることを自由にさせるな!
最低限のお金、心の病気と無縁という証明書、Googleとかがやってるような人格心理テスト、ほんでこの映画を必須科目で

ちょっと付け加え
千鳥のクセすご見ててスリムクラブの迷子ってネタ見てて、いつもの親への恐怖の電話のとき
「人間、親も子どもも当たりガチャだと思います」
って名言放ったとき核心付いててビッッッックリしたわ!!!

でもその後の
「今日本はどういう状況になってると思いますか?」
「失敗を恐れて、TV番組が、
指原とサンドウィッチマンだらけになってる。
あと澤部」

って死ぬかと思ったwwwwwwwww
鹿shika

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