とも

存在のない子供たちのとものレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
3.9
終始重くて苦しい内容だった。

実際にレバノンなどでこのような過酷な環境下で生きている子供達が多く、映画にでてきた人達もそう言う人って事で、よりリアリティーを感じる作品。
主役の子もすごいけど、ヨナス役の赤ちゃんもおとなしくてこれだけちゃんと撮影ができたのが奇跡。

「世話ができないなら産むな」
小さい子供にこんな事言わさせるのが何とも言えない。
生まれてきたのに証明するものがない、想像を絶する世界がいまもどこかで広がっている。

日本でいかに平和ボケしていて、私の悩みなんかちっぽけなもので、また明日から頑張ろうと思えました。
とも

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