AtticK

存在のない子供たちのAtticKのネタバレレビュー・内容・結末

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

ずっと観たかった作品の鑑賞であったが残念ながら想像通りの話で覚悟していて助かった。
人が生まれてくることを望んでいることが前提とされているように感じる親ガチャという言葉が流行っていることに違和感を抱いているタイミングでの鑑賞であったため、主人公の「世話できないなら産むな」のようなセリフに勝手ながら共感した。
自分は日本で産まれ、育ち、決してお金持ちというわけではないが親にも愛情を注がれ比較的恵まれた環境であると思う。最近は特に、そんな自分が最低限の生活すら安心にできない人たちに何かするべきなのではいう考えがかなり強くなっており、今回の登場人物たち(子供のみならず親や人身売買人?)の境遇が胸に刺さった。
文才がないのでこれ以上書かないが、主人公の言葉、表情、行動は印象に残った。
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