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存在のない子供たちのqudanのレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
4.5
映像・ストーリー・キャラクター全て良かった。

中東の日差しや砂っぽさ、カラフルさやゴチャついた感じなど風景描写が良く、世界観の説得力を増している。

登場人物の演技が生っぽくドキュメンタリーのようだと思ったら、近い境遇の人達をキャスティングしているとのこと。なるほど。

ストーリーの見せ方として、最初に裁判の様子を見せる構成も上手い。
見る側がどういう視点で見ればいいのか整理される。

主人公の両親が「子供たちを愛している」的なことを言いつつ、行動が伴っていないところは現代的。

貧困と家族というモチーフは「万引き家族」と同じだが、テーマの違いを対比させると興味深い。