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存在のない子供たちのyontanuのレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
4.4
なんかちょっと感想とか書けないくらい凄かった…なんかとんでもなく現実でとんでもないもの観てしまったとというか、体験してしまったというか…。

これを観ただけでこの現状をわかった気にはなれないけど、
この映画を観たから心臓の鼓動が変わったのは確か

絶望の連鎖、
育てられないなら産むな、
そんな言い分も間違ってないし、
産むことで生活が苦しくて余裕がなくなる現実が一番恐ろしいんだよ
同じことを知らず知らずにしてしまっている自分に気付かぬまま人は少しずつ蝕まれていく

でもできるならどんなに苦しくても絶望と生と死の薄氷を歩いてても、
子供をしっかり愛して欲しい

エンドロールにはぼろぼろと何かわからない涙が流れて
帰りの電車でも突然うるうるとしてしまうくらいの、とんでもない映画だった

でもゼインの、力強い目だけは、希望と言うか、美しさがあった
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