AKI

存在のない子供たちのAKIのネタバレレビュー・内容・結末

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

刑務所で、音楽隊?のような人たちが癒すために歌を歌ったりしていて、それにノル人と、主人公たちのように冷めた目で見つめる人と分かれているのがすごく印象的。

主人公の男の子のそれまでを見ていたこっちからすると、全て綺麗事のように見える。まさに、冷めた目になる。

最後に笑顔があって、徐々にフェードアウトする感じは、その笑顔の裏にあるものの深さみたいなのを考えさせられる時間だった。

観て良かった。
私が映画を観て感じる苦しさをとうに超える苦しみとかやるせなさとかが現実にはあるんだよな、、。
こういう映画を観ると、地球上にそういう場所があるんだって再認識させられるけれど、なんてかわいそうなんだって嘆くのはとても気持ち悪いというか、心地良くない。どこかやっぱり他人事な自分が、そういう思考が気持ち悪い感じかな、、?

これを映画館で座って見て、苦しいなあって思ってる状態の自分が恥ずかしくなる。
AKI

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