紫式部

バハールの涙の紫式部のレビュー・感想・評価

バハールの涙(2018年製作の映画)
4.0
イラクのクルド人自治区の女弁護士バハールはISの襲撃により人質に取られた息子を救いだす為、女性武装部隊のリーダーとなり最前線で戦っている。
バハールが戦闘員になるまでの辛く苦しく悲惨な体験と、バハールを支援して彼女達の姿を写真撮影する為に同行する女性ジャーナリストのマチルダ、二人の女性の戦う姿がドキュメンタリーの様なリアルさと緊張感で苦しくなってしまいました。

2018年ノーベル平和賞を受賞したナディア・ムラドさんの訴えるメッセージを実感する心打たれる感動作ですが、気持ちを伝えるには言葉が見つからず、ただただ今なお続いている紛争に憤りと虚しさを覚えるのみです。
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