バハールの涙の作品情報・感想・評価・動画配信

「バハールの涙」に投稿された感想・評価

pon

ponの感想・評価

3.7
彼女達はまだ戦い続けているのだろうか…。

絶望の底から逃げず、大義名分ではなく愛のために闘うことを選んだ彼女。
己も心身ともに傷を負った女性記者目線で描かれる世界は、その凄惨さに比して静寂の帳が下りたよう。それがまた現実の悲惨さを語りかけてくる。

どうか彼女達に安らかな夜が訪れることを願わずにいられない。
過激派組織ISに家族と生活と自尊心を奪われた女性が、今度は兵士としてISに立ち向かう。

ストーリーは、突撃するか、連合軍の空爆を待つべきかの『次の一手』を模索しつつ、彼女の悲劇の回想が断片的に挟まれる構成。

映画的な派手さがなくて少し退屈になってしまうのは否めない。。
けど、それが全体をドキュメンタリーのような雰囲気にしていて、彼女に突きつけられた現実を浮き彫りにしている。
ほんと、『演技なのこれ?!』と何度も思った。ぐらいリアル。
バハールがまつ毛くるりんで二重ぱっちりで鼻筋シュッとして見惚れてしまうくらい美しいけど、悲しげな瞳の女兵士。そんな容姿の感想を言ってられるくらい平和ボケしてる自分。
バハールは容姿とか関係ない世界に生きてるんだなぁと。生活と家族を奪われ、売られてレイプされて逃げ出して、被害者で居続けるか戦闘員として戦うかどっちかしか選べない世界に。
平和ボケした私たちには女性が子供を救うために戦闘員になるなんて非日常のアクション映画の世界かもしれんけど、それが日常の国があるのも現実。
Toku

Tokuの感想・評価

3.8
気になった言葉
聞こえる?この1時間、銃声がない。静寂はよくない。

真実が持つ影響なんて…皆、無関心なものよ。1回クリックして終了。何も変わらない。人が欲しいのは、将来の希望や夢なの。必死で悲劇から目を背ける。それでも真実を追い続けないと、捉えにくいけどね。続けるのは自分のため、出会った人々のため。それが正しいし、十分な理由だと思う。彼らが私の力。彼らが羅針盤となり、私を支えてくれる。

気になった音楽たち
Music by Morgan Kibby
残酷な現実を観たかったけど、残酷なシーンはなくてこれじゃない感はあった。
いい映画やけど今求めてるのじゃなかった。
ISに乱暴された女性が力を合わせて戦う話で、乱暴シーンとかは直接的には映してない。
だから残酷な戦争映画が無理な人でも観れると思う!

ISは女に殺されたら地獄に落ちるって思ってるねんな…凄い差別やな、まあISは差別どころじゃないけど。
「プライベート・ウォー」の主人公メニー・コルヴィンをモデルにしたキャラクターがいるとフォロワーさんから教えてもらい鑑賞。

ISによって夫を殺され子供を奪われた挙句、性奴隷として扱われていた女性たちが勇敢に立ち向かう様を描いた作品。

主人公の女性兵士を演じたゴルシフテ・ファラハニはルックスがどタイプでして最近1番の推しでございます(唐突) なのでこの作品も鑑賞したいと思っていましたが、なかなか手が出せず今更鑑賞しました。

あまりに残酷なストーリー展開で観ているのが辛かった... あれほど貞節を守ることが重要視されているムスリムがレイプされるというのはそれこそ命を自ら絶たなければいけない様なものなのかもしれませんね。

奴隷として売られたハバールが逃げ出すシーンなど緊張感のあるシーンもあって、今までとは違うジャンルの戦争映画だと思いましたね。

非常に辛い映画ですが現状を学ぶためには観る価値があると思います。「プライベート・ウォー」を合わせて是非。

【ストーリー】★★★☆☆
【音楽】★★☆☆☆
【演技】★★★★☆
【テンポ】★★☆☆☆
【エンタメ性】★☆☆☆☆
【感動】★★☆☆☆
【アクション】★★★☆☆
【ホラー】☆☆☆☆☆
【恋愛】☆☆☆☆☆
【コメディ】☆☆☆☆☆
【サスペンス】☆☆☆☆☆
【エロ】★☆☆☆☆
【グロ】★★☆☆☆
aro

aroの感想・評価

3.0
母親の愛を強く感じました。

こういうのは本当に見てて
辛くなる。

日本がどれだけ平和か…

自由まであと20歩
鳥肌立った…
ほしお

ほしおの感想・評価

4.0
アルゴに通じる脱走劇あり 中東系の中でも珍しい地元民側から描いた作品
アクションよりも間に挟まれる回想シーンでのサスペンスのハラハラや実際に奴隷として搾取されちゃう女性の地位の低さが辛いけどとても丁寧に描かれてて印象的だった。
ゴルシフテ・ファラハニはパターソン役の印象強かったけどタイラーザレイクその他アクション系出てて、特にこの戦士役はとても良かった。語学も堪能。
あや

あやの感想・評価

3.8
戦場を命懸けで取材し続け、戦場でその生涯を終えたメリー•コルヴィンさん。
ISに、村ごと襲われ、女性は性奴隷にされたヤズディ教徒で後の活動でノーベル平和賞を受賞し たナディア•ムラドさん。

この映画はフィクションのようだけど、
事実や実在の人々の精神だったり
メッセージが散りばめられていて
とてもリアルだった。

でもリアルというには本当悲惨すぎる現実。
こんな悲惨なドラマがこの地に住む人々の分だけあると思うと心が痛い。
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