バハールの涙の作品情報・感想・評価・動画配信

「バハールの涙」に投稿された感想・評価

こんな地獄が本当にあるのか?と思ったけど、現実はもっともっと悲惨なんだろうな。ここから命からがら亡命してきた人たちが日本にもいるが、そこでも苦境を強いられる…それが「マイスモールランド」に繋がったりする。
Shirota

Shirotaの感想・評価

4.0
ISに奪われた息子を助け出すべく、女性だけの戦闘部隊を結成してISとの戦いの最前線に身を投じたクルド人女性と、彼女たちを取材する女性ジャーナリストは次第に固い友情で結ばれていく…というストーリー。


銃声が響き渡る現在と、幸せだった記憶、過去の凄惨な経験を交互に見せる作りが胸に刺さる。

戦場ジャーナリストが女性で眼帯。
これって『プライベートウォー』のメリー・コルヴィンがモデルでしょ。

「私は戦闘員じゃない」という彼女に
「私も違ったわ」と返すバハール。

誰も最初から戦闘員なわけじゃない。
愛する息子を取り返すため…

どうせこのままでも殺されるなら、逃げて殺される方を取る、と行動に出る。
そして武器を手にし、リーダーになるバハールの強さの源は母としての愛。

ジャーナリストの、たとえ受け手が1クリックで終わっても真実を伝え続けなければという使命感に感動🥺

戦う女性たちの姿を見たい方にオススメ。
Tsugu

Tsuguの感想・評価

3.3
隻眼のジャーナリストってそんないるもん?と思ったらプライベートウォーのメリーコルヴィンがモデルらしい。
主役のババールを目立たせる為だと思うが
一つ前で「プライベートウォー」を鑑賞していたので
メリーコルヴィンとマチルドの温度差が気になった。

セリフで出てきた『kamikaze 』は紛れもなく『神風特攻隊』から来ていて英語圏でもそのまま通じるような認知度なのに、第二次世界大戦以降も紛争や内戦は各地で起きていて、あちこちでkamikaze を使うような状況が起きていることが悲しい。
yasu

yasuの感想・評価

3.9
この映画もTSUTAYAでレンタルの DVDを借りて見ました🌟✨🌟✨🌟✨     
主役のバハール、IS(イラク・レバントのイスラム国で、イラクとシリアにまたがる地域で活動するイスラーム過激派組織) に対抗する為に結成された女性戦闘部隊 "太陽の女たち" の勇ましい戦いぶりに感心させられました🌟✨🌟✨🌟✨         元奴隷少数民族女性達の1人であるバハールがテレビ解説者に助けを求め、1人案内人の男がやって来てISの監獄街から脱出の手筈をしてくれて、ISと友軍(グルト人の正規軍とアメリカ軍)の国境まで案内し、奴隷の女性 ラミアが妊娠した状態でありながらバハールが手を貸してラミアを引き連れて一緒に歩くシーンではISにいつ怪しまれて引き止められてもおかしくない状況でハラハラドキドキな緊迫を感じさせられました。 女性戦闘部隊 "太陽の女たち" はISを恐れず、恐怖に打ち勝ってISの戦闘員を倒していく姿が凄くかっこいい女性戦闘部隊でした。 最後のテロップのメッセージに惹かれました。印象に残したいぐらいのメッセージで良い好印象なメッセージでした。 女性戦闘員は歌う、 "この体と血が土地と子孫を育む" "母乳は赤く染まり私たちの死が命を産む" "私たちの信念"
"新しい日の始まり新しい時代がやって来る"
"女 命 自由の時代"
奥深くてわかりづらいですが、半々理解できます🌟✨🌟✨

2014年に、ISがイラク北西部のシンジャル山岳地帯に住む少数民族ヤズディ教徒を襲撃した事件をモチーフにしている。     原題の「太陽の女たち」とは、主人公が結成した戦闘部隊の名前。
第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品[
原題「Les Filles du Soleil」フランス語で「太陽の女達」彼女達の部隊の名称のようです。これでも分かるのに「涙」を入れちゃう邦題...
「バハール」は主人公の名前です。

何故、女だけの部隊が結成されたのか......戦争で片目を失った女性ジャーナリストが、真実を伝えるために命がけで部隊に同行する...

戦闘要員にするために、ISに息子を連れ去られた主人公が、自らも性奴隷として売り飛ばされる.....

「女 命 自由」をスローガンに女性達が戦うなんて...胸が熱く苦しい..


TMI…クルド人(Kurd)  中東のクルディスタンに住むイラン系山岳民族。
きろ

きろの感想・評価

4.5
語らなければ無いことと同じだから、語った真実を目にするものが1クリックだとしても無意味ではないと思う。
理不尽と不条理の中で彼女たちが強く生きる様を見ると胸がいっぱいになってうまく言葉にできない。
hayaka

hayakaの感想・評価

-
「女はもう犠牲になった」
「女に殺されたら天国へ行けない」
「私たちの存在こそが勝利」
「ラミア、人生で最も重要な30メートルよ」
「真実が持つ影響力なんてみんな無関心なものよ、1回クリックして終了、何も変わらない、人が欲しいのは将来の希望や夢なの」
「続けるのは自分のため、出会った人々のため、それが正しいし十分な理由だと思う」
「女性と言うとき私は現実を認めていない、その中には子供達少女もいるのだ、突然アイデンティティを失った子たち」
女、命、自由
「こんな弱さはもう失ったと思ってた、全てを見た気になり感覚がマヒしててもこの仕事をする理由を急に思い起こす、惨劇を生き抜いた人々に突然生命力を注がれるのだ」
戦う女性 証言する女性 忘れられた女性
女が銃を手にした理由

男は誇りのために戦い女は家族のために戦う。どちらにしても後に待ってるのはやり切れない「無」というのが辛いですけど。フランス人らしい観念寄りの戦争映画でした。
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0
エヴァ・ユッソン監督作。

ISに武力で立ち向かうクルド人女性と彼女に同行するフランス人女性記者の姿を描いたサスペンス。

2014年、イラク北西部に住む少数民族ヤズディ教徒がIS(イスラム国)の戦闘員に襲撃された実際の出来事に着想を得てフランス出身の女流監督:エヴァ・ユッソンが撮った映画で、ヒロインを演じたイラン人女優:ゴルシフテ・ファラハニの覚悟のこもった力演に圧倒されます。

ISの戦闘員に村を襲撃され夫を殺害された上に一人息子を拉致されてしまった弁護士のクルド人女性:バハールが、同じ境遇の女性達から成る女性部隊を率いてIS司令部を襲撃、拉致された息子を取り戻すべく闘いに身を投じてゆく様子を、バハールの部隊に同行する隻眼のフランス人女性記者:マチルドの視点と共に映し出した作品で、バハールの過去と現在を交錯させていきながら、戦時下における女性達の悲劇と闘いを描いています。

ヒロインを襲う性暴力の屈辱と絶望、そして奴隷労働者として住み込みで働かされている状況からの危険な脱出劇が生々しくスリリングに活写され、かたちの違う幾つもの暴力に晒されたヒロインが武装部隊を結成するに至った過程を、IS司令部への攻撃と一人息子の奪還を目標とする現在の状況と並行的に描いていきます。暴力の被害者となったヒロインのその後を描いた作品であり、暴力に暴力で返すしか選択肢の許されない女性達の悲痛な覚悟に胸が苦しくなりますが、それ以上に、男性の暴力に屈することなく果敢に立ち上がる女性達の芯の強さ、逞しさに心揺さぶられる女性映画の傑作であります。
snatch

snatchの感想・評価

4.1
このジャケットのインパクトが強烈で、観るのを躊躇う方に宣伝するには…🤔
強く美しいバハールを演じた彼女は「パターソン」のアダム・ドライバーのあの不思議の美人奥さんです😱知っていました⁇私は、本当に本当に驚いた❗️
以下、中身に少し触れています


止まらない戦い
何で
女、女、妊婦、母たちが戦場で闘う
どうして
こんな女性兵士を作り出す状況にまでなっていく死の繰り返しを無言で見つめていた

…彼女の口から出る言葉に息をのむ

敵が殺したのは私たちの恐怖心
敵は怖いものなしの私達を恐れている
捕らえた数の女だけ兵士が増える

…彼女たちは夫や父親を殺され、息子達は敵に戦闘員として訓練するために連れ去られ、自分たちや少女たちは性奴隷として売られ続けてきたのである

2014年の出来事。ISがイラク北部のクルド人自治区の少数民族ヤスディ教徒を襲撃した事件を基に作られた作品。監督はフランスの女性監督。力強い映像です。
昨年観た『東京クルド』と繋がり、彼女達と共に行動して取材する記者は『プライベート・ウォー』のメリー・コルヴィンもモデルとなっている

バハールが選んだこの生き方。バハールのもう笑うことはない大きな真っ黒な瞳…
最前線の恐怖に凍りつきながらも絶対に歩みは止めない
怒りの女神と化していた

この現実を映画にのせた事実
記者の彼女が言う通り、1クリックで終わるこの現実
私には、早く戦いが終わるようにとしか…
でも今、武器を置かないバハールがどうしようもなく自分にもわかってしまった…

あの歌に希望を願いたい
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