カンヌ国際映画祭で酷評だったと聞き、
カンヌで賞をとった作品がことごとく合わない&カンヌが大好きなグザヴィエ・ドラン監督作品が苦手な私としては
「カンヌで酷評なら自分は好きかもしれない」と期待を寄せて鑑賞。
結果、やはり好きな作品だった。
映画って娯楽だけじゃなく、世界の悲惨な現状や問題も示してくれるから本当にありがたいし勉強になる。
今作も地獄すぎて心臓がヒリヒリ痛かった。
こういうのを見ると「人類みな平等」「生まれてきたことに必ず意味がある」という言葉に吐き気がする。
当たり前の生活ができない人達がそこにいる。
銃を手にしないと生きていけない人達がいる。
同じ地球上にいる人達なのに、悲しい。
国境のシーンはドキドキしすぎて心臓が口から出るかと思った。