Vakira

バハールの涙のVakiraのレビュー・感想・評価

バハールの涙(2018年製作の映画)
3.6
原題「Girls of the Sum」太陽の女性たちだ。原題では何か明るいイメージだが対イスラム国(IS)へのクルド人女性武装部隊の話。女性なのに銃を取らなければならない世界がここにある。

バハールはクルド人自治区の弁護士であった。女性弁護士が何故銃を取らなければならなかったのか?

ISの襲撃を受け夫は殺され、息子はIS側の将来の兵士として取られ、女性は人質。性的暴行を受ける。息子奪還したい。ターミネーターのサラ・コナー感。ターミネーターはSFでしたが、ここでは現実。

「女、命、自由」生を妨げる者に決して屈しない。強靭な精神を持った女性。いや強靭な精神を待たざるを得なかったクルド人女性武装部隊のリーダーの物語。

ちなみにISでは女性に殺された男は天国へ行けない。それだけ女性を軽視している世界。女性記者が身体を張ってこの酷い環境と世界を伝える。
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