MayumiM

バハールの涙のMayumiMのレビュー・感想・評価

バハールの涙(2018年製作の映画)
4.2
連れ去られた息子のために戦う女性を軸に、21世紀のウーマンリブ活動を描いた一作……って云っちゃうと、ちょっと軽過ぎる気もしないではないけど。
ともあれ、クルド人であり女性でもある主人公とその仲間達の悲惨な境遇もさることながらも相手の弱点を突いて戦う姿勢に男達の起こした戦争に対する怒りの強さを感じてみたり。

それはともかく、制作会社(?)の名前がMANEKI FILMS(しかもロゴが招き猫)だったり、クルド語の会話の名で自爆兵をKAMIKAZEと云ってたり、日本人としてちょっと気になる点も多かった興味深い一作。
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