ファルハディ監督としては普通かな。
どうも期待しすぎちゃうんだよね。
妹の結婚式で姉の娘の誘拐事件が起こることで家族間のある秘密が明らかになる話なんだけど、サスペンスが弱くて、最後これで終わり？って感じになった。
親戚同士が疑心暗鬼になるヒリヒリ感も中途半端だったかなー。
この事件がなければ一生知るはずのなかった事実を知った時、人としてどう受け止めるのかってことで、事件解決を神の意志に任せるのか現実的に動くのかっていう対比になってたね。
あと、人の噂は怖いよねって話。
途中で元警察官の人が犯人像の目星をつけた時点で警察に言えばいいのにって思った。
イレーネの冒頭と最後のエラい変わり様には笑った。
