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バスキア、10代最後のときのRIOのレビュー・感想・評価

バスキア、10代最後のとき(2017年製作の映画)
4.0
新しい未知の分野へ進むもの
守旧派に残るもの
パンク
グラフィティ
マグネットみたいに人を惹き付ける
No future generation

伏し目がちモヒカンバスキア!
ウォーホールとかデヴィッド・ボウイ
が通う「マッドクラブ」
「CBGB」のクラブにいても静かだったらしい
ノイズ爆音のラジカセを担いで
夜中の3時に歩きまわる

COLABや新しい表現の形
自身を楽しんでる人が
いっぱい出てました


ジャン=ミシェル・バスキア

6歳で芸術専門の聖アンズ学校に入る
仲良しプロッツォと児童本を作る
プロッツォがイラストを描き
バスキアは文章を書いた
しかもバスキアはスペイン語と
フランス語に英語の本を
読んでしまう
そして話せてしまう
謂わば神童ですね

15歳のバスキアは家出をする
N.Yマンハッタン
トンプキンス・スクエア公園のベンチ
が住みかとなるけど
そのまま警察に逮捕

だいたいその辺りからのドキュメンタリー
バスキアの街行く人を見詰める目線は
見極めているみたい
クラリネットを小脇に抱えて
グッゲンハイム美術館の前を歩く
様になってる

落書きと飛び散る絵の具
体を解剖し
世の中も自由に切り取ってみせる
優しい眼差しのようでもあって
自然の力に流れ
任せてるというか委ねてる
奔放で達観した
翼を持ったような画

ジャンは家がなかったから
街がキャンバス
やっと住むことのできたアパートメント
家のいたる所がアートになってる
ためらわず描く感じは
ピカソみたい

ついに声を聞くことはなかった
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