紅孔雀

アップグレードの紅孔雀のレビュー・感想・評価

アップグレード(2018年製作の映画)
3.9
きりりと引き締まった近未来SFの小佳品。米本国ではそこそこヒットしたようです。1時間半の短尺ながら、妻と自分を襲った犯人の謎を手堅く解決。さすが『ソウ』の監督です。
中規模予算、前衛的セット、中堅俳優の起用(『ゲットアウト』で印象的なメイド役ベティ・ガブリエルの女刑事がいい)、そして少し粗(あら)のある脚本など、まるでNetFlixのオリジナル映画を見ているようでした。誤解なきよう、これは褒め言葉です。これからは「まるでネトフリ」も映画評で市民権を持つかも。時代ですねぇ。
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