エリート大学生4人組が<普通じゃない経験>を求めて、犯罪計画を実行するお話。
実話を基にしており、本人も登場したりします。
悲しいけど可笑しさもあり、その可笑しさゆえになお悲しいという不思議な映画でした。
優秀だからって優れているわけじゃない。
普段の暮らしの中で生まれゆく感情が、どんな危険な行動に結びつくかわからない。
そういう意味では彼らを自分に重ねても観れました。
スペンサー役のバリー・コーガン好きです。
「聖なる鹿殺し」と言い、危なっかしい学生の役が合いますね。
台詞とショットはちょっと多すぎると思うけど、
観賞後に胸に広がる苦味が良かったです。