とてもハラハラして面白かった。
テクニックは監督の突き抜けたセンス、味とは別なんだなと思ったし、世界仰天ニュース感漂うから、薄っぺらく感じるんだけど、ただ若かった頃の気持ちを思い出せたから私はこの映画楽しかったな。この薄っぺらさが若いという浅はかさそのものの表現だったらすんごいなとは思うけど(さすがにそれはないか)
現状の不満とか将来の不安とか、うだつがあがらない自分への苛立ちとか、経験不足からくる稚拙な妄想とか、あーむかしこんなんやったなーはっふーんとエモい気持ちになったな。てか、妄想は今もするしそれ通りやるけど、まあうまくいかない！！変だ！若いってみっともないのに、んなこと忘れて若いときは良かったとか言うのも、変だなあと思うし！へんへん。
ドキュメンタリーとフィクションを交差させることで、実話をただドラマティックにさせなかったとこととか、事実は語る人によってなんかちゃうかもね？的は話も入れて来たりなんかいい感じなんだけど、核心は見る側に委ねてるのか、ボヤッとしてるんだけど、だけどだけど、なんかハラハラしたからこの映画楽しかったよ。
