真実に基づく物語ではない
真実の物語である
「人生が最高で絵も上手い…芸術ってのはそれだけじゃダメなんだ。」
かつて観た映画を教科書代わりに犯罪計画を立て、実行してしまった4人の大学生の話。
「現実に何が起こるか…気になるだろ。」
もともとが犯罪者になる覚悟もなく、行き当たりばったりな感じで始めた犯罪だから、実際に犯行に及ぶシーンは観てて痛々しい…まぁ、男ってのは吐いたツバ飲めねぇっつーか、一度足を突っ込んだら戻れねぁっつーか、厄介なとこあるからねぇ…それでもやっちゃいけないことはやっちゃいけないんだよ。
「彼らはとても危険な一線を越えてしまったと思う。」
この映画のおもしろいとこは、自分たちの人生を狂わせたとてつもない過ちを犯人自身に証言させているところだね。それでいて、記憶のくい違いがあったりするところまでもが時間の経過とともに記憶が薄れてたりするリアルそのもので、斬新な演出やと思う。