ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうたのみかんのネタバレレビュー・内容・結末

ライトで分かりやすい。音楽も耳触りの良いものばかりで親しみやすい。とはいえ劇中進行するドラマを経てのその音楽、あるいは曲ができる過程といった点でのカタルシスは希薄で、ローズとの描写も必要最低限の前フリというように見えてしまった。サムが凄いのも「親譲り」という説明のみで片付けられるのも何だかなぁだった。でも気楽に見られるので嫌いじゃないし、小規模な着地も良かった。