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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のgmのレビュー・感想・評価

4.0
今年最後の劇場鑑賞。

めっちゃ良かったー!!!!
どこぞで観た高評価を読んでも、多分駄目だろう・・・と、心の中で思いつつ、娘と一緒に映画に行くことになったので思い切って。

大泉洋の演技を観たのは「焼肉ドラゴン」位しかないと思うので、彼に対する信頼感はなかったけれど、なるほど皆が「大泉洋だしな」と言うのも頷けた。

エンドロールで流れたご本人の映像。
本物の鹿野さんは、そもそも表情が明るい感じの方で、ああなるほど。と納得がいく気がした。でも予告で観た大泉洋の鹿野では、全くそれを感じることが出来なかったもんなぁ。本当に行って良かったよ。

全体的に、キャストが上手くいったのがかなりデカいはず。

高畑充希がなかなかやる子だという事はなんとなく知っていたんだけど、これも相当良かった。ちょっと話し方が好きじゃなくて、わざとなのか?と思ったんだけど、娘が、もともとああいう話し方だと言っていたので信じることにするよ。
三浦春馬も、ちょっとこじれた感じの役が上手だしね。この子演技してる時はすごく良いよね。

鹿野さんに関わったボランティアはのべ500人。映画の中でも見えたけれど、色々な人達がいたはず。私が予告で「この男・・・」と思ったように。
障害者の気持ち、ボランティアの気持ち、色々考えたし、色々感じたし、色々勉強になった。
これからそういう事に触れるたびにこの映画の事を思い出すだろうな。
しつこいけど、本当に行って良かった。
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