椋太

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話の椋太のレビュー・感想・評価

3.4
目覚めた鹿野さんが母親を呼び寄せたシーンで泣いてしまった。
ワガママで傍若無人のように見える鹿野さんを、なぜ500名ものボランティアが支えたのか。

三浦春馬が正直に生きることは、そんなに良いことなのかと問う。また、鹿野さんはシンポジウムで助けを求める勇気が必要だと話す。
正直に生きながら人と関係を結び続ける様子はとても人間らしく心地よいものに感じるかもしれないが、傷つけ合うこと、自分に負けないことの覚悟が必要で、そこに憧れや共感があって応援したくなったのかな。

500人もの人に介助してもらうなんて勇気は本当に凄いと思う。
椋太

椋太