キノピ

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のキノピのレビュー・感想・評価

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内容など知らずに題名に惹かれて観た作品でした。

難病にも、周りの批判にも負けず、自立する為に必死で生きている筋ジストロフィーの鹿野を、大泉洋は見事に演じていたと思う。

ボランティアの力を借りてひとり暮らしを実現している鹿野。
人生の目標を持ち、ボランティアをボラと呼び、自分の人生に巻き込んでいく。

時には不遜にも感じる発言があるが
人に助けて貰えないとやっていけない事ばかりだという事実を、深いところで受け止めて、卑屈になる事はなかった。
「自分は〇〇したい」と主張し続けた。

自分に与えられた生を、病を言い訳にせずに全うした。
からりと前向きに。

1人の男性の生き様を描いた実話である。

最後であるが、ひとこと
ボランティアの中心的存在を演じた
萩原聖人さん、太ったねぇ。
似合わないから痩せてネ😣



 
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