ベカオースター

マイ・サンシャインのベカオースターのレビュー・感想・評価

マイ・サンシャイン(2017年製作の映画)
2.5
ロス暴動前後の不穏の中に生きる大家族の話。「裸足の季節」が素晴らしかったトルコのデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督作品。個人の児童保護施設の設定に無理あってキャラが腹立たしい馬鹿と狂人ばかりで、細部は破綻していて酷評は納得。傍から見ればマイノリティ/マジョリティどっちもどっちと曲解されそうな野蛮な描き方が残念。音楽がニック・ケイヴ&ウォーレン・エリスってだけが救いだった。