ここりん

読まれなかった小説のここりんのレビュー・感想・評価

読まれなかった小説(2018年製作の映画)
3.3
同監督作品 雪の轍を以前に観賞して、懲りていたはずなのに予告でトルコの美しい風景を見て足を運んだ。

テーマは、わかりやすいんだけど
男性三人の会話が難解過ぎて高尚な本を読んでいるようで、集中力が途切れた。
この映画は、三時間以上の長さなので万全の体調でのぞむべきだったのだ。途中から次第に主人公に共感できなくなっていったが、それでもラストには救われた。トルコの田舎では、40歳を過ぎた女性が働くことは、まれなんだ、ということを知り驚いた。農村地帯の自然は本当に美しくてそれだけでも観た価値はあった。と思いたい。
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