ゆず

プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章のゆずのレビュー・感想・評価

3.9
渋い。硬派。劇場版シリーズの開幕がこんな渋めのスタートで良いのかってくらい渋い作品。スパイ少女とスパイプリンセスの活躍を観に行ったらイケオジたちの権謀術数だったというね…。カーチェイスもアクションもあるけどそれ以上にイケオジの印象が強い。
しかもそれがそんなに意外でもないのがこのシリーズの面白いところ。少女たちの活躍の背景には、王国と共和国に二分された架空のロンドンでの諜報戦が展開されており、骨太なシナリオで物語を引っ張っていく。
逆にこんな渋めの滑り出しでもいけてしまうところがプリンセス・プリンシパルなんだなって。次章以降の壮大な物語を期待させるシーンもあった。
本作からアンジェの声優が交代したが前任に無理に似せようとはしてないみたいで、「へぇ…そんな声も出すんだ…?」って何度か思った。まあ2章から聞き慣れると思う。
ゆず

ゆず