イギリス出身のファッションデザイナーの伝記映画
このブランドってスカルとかいっぱい使うイメージあって好きじゃなかったし、やっぱりデザイナー自身の自殺のイメージも強くて、劇場公開時も観ようと思わなかったんだよな〜
しかし本編を観てみると、意外と陽気なところもあった人っていうのが分かってビックリした
ファッションデザイナーって意外と自分で縫ったり裁断したりができない人が多くって、基本的にスケッチしたり指示を出したりするだけっぽいんですよね
リーはその点では、下積み時代に培ったアドバンテージがあったんだろうなぁ〜と思う
この人の死因は過労が当たり前のファッション業界と、友人や家族の死去だった
元々精神的に弱点があったのに、業界のメチャクチャな部分が彼を殺したんだと思う
自分は休みたいけれど、従業員やその家族を養っていかねばならない重圧って凄かったと思う
自分の名前を冠したブランドを他のデザイナーに任せるのは嫌だったみたいだし、実際それで経営が傾いたりブランドイメージの失墜が起きたりしたら大変だもんね
ファッションデザイナーものの映画では断トツに観やすい作品
すごく構成が良かった