トニーパンクス

マックイーン:モードの反逆児のトニーパンクスのレビュー・感想・評価

3.6
どこまでもアーティストだなー良くも悪くも
自殺もマックイーンの表現の一部だったのかもしれない。
自分の内面にあるもう1つの自我を引きずり出して創作や表現を続ける事には、その自己が現実の存在として今ここに立っている自分自身と乖離、独立して、自分の存在すら超越してしまう危険性が孕まれている。
そのもう1人の自分が行う表現の到達点として自殺させられてしまったんだと思う。
そう思ってしまう程マックイーンの作る服には彼個人、又は他者の、とにかくありとあらゆる感情が乗っている。
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