ほええ〜よかった。最近どこの国にも「モード」「シーン」みたいなものが見当たらないので、昔の映画から掘ってるんだけど、ファッションや雑誌の世界はまさにって感じ。いま見ると本当に面白いね。
こういう煌びやかな世界がどこかに存在しててほしい、じゃなきゃつまんないと思う一方で、中にいる人たちはプレッシャーや鬱、衆人監視の閉塞感に苦しんでしまうのはどーしたらいいんだろね。周りにいる人たちも「彼と仕事するためにむしろ金を払ってた」と言ってるし、やはり大きな才能はどこかで歪みを生んでしまうものなのか。
ドキュメンタリーという性質上、最初30分くらいは生い立ちからはじまってあんまり面白くないのがネック。にしても中盤以降のファッションショー超えて現代アートになるあたりから本当に面白かったので、アートブックとかほしい。あと回転するロボットがウケた。